1/20アーメダバードの1日

朝のルームサービスで、甘いミルクコーヒーをいただいてから、街へ。

朝の賑わいの中、一番大きなモスクを目指す。

ジャーマー・マスジッド。
賑やかなバザールの中の小さな門の下でおしゃべりをしていたマダムたちが「中へどうぞ。靴はここで脱ぐのよ。」と教えてくれる。門をくぐった瞬間、目の前に大きな静寂が広がる。

▶ Jama Masjid






インドのモスクは、なんだかとっても大らか。
異教徒の私たちは、かの国ではモスクの中を覗き見るのも遠慮したというのに。

果てしない祈り。

果てしない祈り。

そして、孔雀の羽がモスクを清める、アーメダバードの朝。

再び門をくぐり、モスクの界隈の路地を散歩。

アーメダバードは、微笑みの街。
エレガントな人々の穏やかな午後。











カフェでちょっと一休み。
スパイシーなサンドイッチにケチャップをつけながら、チャイと一緒にいただく。

再び散歩。

実のところ私には、物乞いの人々以上に、サリーのドレープを砂埃にたなびかせながら、黙々と道路の土を掘り返している女性たちの姿が印象的でした。




ふと迷いこんだ小さなモスクでしばらくすごす。
帰り際「こちらも是非見ていってください」と案内してくださったのは、素晴らしい書庫。
貴重なコーランを見せてくださいました。
美しくてうっとり。

▶ Pir mohammad sha roza





イスラムの誇りと矜持。

いくつかの香料店もめぐってみる。
「アンバーを見せていただけますか?」と聞くと、決まって一番端の棚の奥から、あるいは店の奥の別の部屋から、何重にも紙にくるんだそれを持ってきてくれる。



アーメダバード・アンバー入手。
ほんの少し手の甲にのせるだけで、蜜のような甘く深い香り。

▶ KHUSHBU PERFUME

今夜は久しぶりにお肉を食べよう、と決めて肉々しいこの路地へ。
あちこちの店から流れてくる香ばしい匂い。
路地の両側のカゴでは鶏が騒ぎ、鶏を捌く上には、所狭しと吊り下げられたスパイス漬けのチキンが赤く輝く。


グリーン・ティッカ・マサラ、魚のスパイス焼き(Mucchi Fry)、タンドール・バター・ロティ。 タマネギの付け合わせまでどれも絶品。

▶ ※お店の名前は読めず。

ロティをおかわりして、卵カレー(Anda Karri)も注文。

世界中どこへ行ってもやっぱり、かっこいいお兄さんが作るお料理は、絶対に美味しい。

アーメダバードの夜はまだまだ続く。