7:30 ホテルを出て、タージ・マハルへ向かう。
朝靄に包まれた静けさに、鳥のさえずりだけが響く。昨夜の喧噪が嘘のよう。
8:00 タージ・マハル大楼門に到着。
高貴なタージ・マハル。広い前庭をぬけ、大楼門をくぐっても、簡単には姿を現さず。
タージ・マハル墓廟まで、きっと、あと150メートル。
8:30 タージ・マハル墓廟を見上げる。
タージ・マハルを清める人。
タージ・マハルを護る人。
墓廟の中へ。あまりにも美しいムムターズ・マハルの棺。
そして、総大理石のそのドームの中は、思いの他、柔らかいあたたかさで満たされていました。
ラジャスタン大理石の艶やかな生々しさにうっとり。
白い鳥の楽園。
10:30 麗しいタージ・マハル。ようやく姿を現してくれました。
私たちも街へ出ることにします。
11:00 タージ・マハル界隈を散策。
まずは、冷えきった身体をチャイで温めることにする。
人気のチャイ屋さん。
ご主人は新鮮なミルクの買い出し中。
14:00 昼食はリキシャ乗り場近くの、ベジ・レストランにて。
シンプルで、味わい深いターリーに満足。
ホテルで休んでから、アグラ城塞へ向かいます。
アグラ城塞。
室内の大理石の噴水越しにヤムナー河を見晴らす、貴賓謁見の間。
▶ Agra Fort
美しい部屋から眼下に見渡せるのは、ムガル帝国時代の堅牢な砦と大砲、そしてその向こうのヤムナー河。
生々しく麗しい白大理石。
あぁ、またしても、麗しい白大理石にうっとり。
でも本当は、現在もインド軍が使用しているというあちら側が見たい、と思いながら、門を出てフォート駅の方へ。
アグラ・フォート駅界隈。
人、リキシャ、動物、あらゆるものが濃密にひしめきあう中での、人々の身のこなしのエレガントなこと。
周囲の流れを全身で感じながら、自分の動き方をきちんと示すこと。
大変な密度の中、私も孔雀色のストールを入手。
明日の電車は早朝発。きっととっても寒いはず。
店頭に並ぶ大鍋が美しく、笑顔で招いてくれた手の嬉しいレストランで夕食。
素晴らしく洗練されたベジ・ターリー。1日中歩いた身体に心地良く、そして鮮烈に染みわたる。
▶ SHIV SHAKAHARI BHOjNALYA
Bijli Ghar, Fort Busstand, Shivaji Market
夜がはじまり、ますます活気溢れるバザール。
クラクションと一緒に、ヒンドゥー寺院の祈りの鐘がけたたましく鳴り響く。
果実の山に立てられた蝋燭のゆれる炎に、グアバやぶどうが艶やかに輝く。
リンゴを入手して、リキシャでホテルへ帰る。