1/10デリーの1日

クラクションの音で目が覚める。
靄の向こうから聞こえてくる、道を行き交う人の声、爆音の音楽。

ホテルで朝食。
タイムの香るパンでカレーを挟んで揚げたものや、ヴァーダや、サンバル、真っ白なスクランブル・エッグと、チャイ。
料理の向こうにずらりと並んだ、給仕さんたち。
今日から始まるスパイス料理三昧の日々に胸が高鳴る。

10:30 ニューデリー駅鉄道予約オフィスに並びながら、行き交う旅人を眺める。それぞれの旅人の、それぞれの物語。
そして私たちは、マトゥーラ行き、アグラ行き、ジャイプル行きの列車の切符を購入。

線路を越える橋をわたり、オールド・デリーへ。

オールド・デリーの喧噪。

15:00 モーティ・マハルにて昼食。タンドリー・チキンの付けあわせまで絶品。
オールド・デリー・ピンク。


▶ moti mahal
Netaji Subhash Mg.,Darya Ganj

金曜のお祈りへ向かう人々のリキシャや、買い物する人々でごった返すジャマー・マスジット周辺の迷路のようなバザールをやっとぬけた大通り。

コンノート・プレイスの黄昏に佇む屋上の少年。

香料店でつけてくれた、マイソール・サンダルウッドの高貴な香りに包まれて、メイン・バザールの夜を歩く。



ホテルにて夕食。
ディナーはこちらへ、と案内してくれたのは、屋上の秘密のテラス。K氏は「インディアン・カプチーノ」を注文。
優しい味わいのターリーにホッとする。