7/3グラナダの1日

今日も快晴。
朝食にたっぷりの旬の果物やヨーグルトをいただいてから、出かける。



バスに乗ってみる。

案の上、見当違いの場所で降りてしまい、たくさん散歩することに。
たくさんの想いの詰まった装飾と、静けさに満たされている、カルトゥハ修道院。
なんといっても、あまりにも激しいキリスト教絵画が強く印象に残りました。
このような絵を必要とした人々に、思いを馳せずにはいられません。

▶ Cartuja de Granada
修道院を後にして、散歩。コルドバの青いバラ。

闘牛場へ。

▶ Plaza de toros de Granada

闘牛士のための聖なる控え室。


闘牛士の控え室の隣は祭壇。
闘牛士は儀式の前に祭壇へ花を捧げる。

あの場所へ。
あの場所へ。

あの場所へ。
グラナダ・レッド。



再び街へ。

本日1軒目のバル。
購入したばかりの「グラナダ・スパイス」を嬉しく眺めながら一杯。



すっかり良い気分になって、散策。

2軒目のバル。

あぁ、美味しい。

幸せな午後。

3軒目は八百屋さん。

15:00 ホテルに戻る。
フロントで Maria Pagesの公演チケットの手配をお願いする。
一頻り電話をかけた後に「この地で生まれた彼女のフラメンコを見るために、世界中の人々が来ています。そのチケットはもうありません。」
彼女の誇らしげな顔が見れたことを、良かったことにする。
瑞々しいサンディーアをいただき、シエスタ。

19:30 再び街へ散歩に。

20:00 軽い夕食を、藤棚の下で。



そして、今夜もフラメンコを見に行く。
10年前にも訪れたあの会場へ。

10年前と変わらず、毎晩の観光客相手のショーに、館の誰もが疲れきった様子。
とはいえ、音楽が始まりさえすれば、皆の心を震わせる踊りになってしまうという、フラメンコの型の強靭さに見とれる。
型を受け継ぐということ。
「私の写真は撮らないで」とお客に言う、カスタネットの一番上手な、年配の踊り子が印象に残る。
その言葉を、毎晩、観光客へ自分で言わなければいけない彼女の、過ごしてきた月日を思う。

▶ Los Tarantos



フラメンコの余韻の中で乾杯。

そして夜の深淵へ。