季節のフルーツたっぷりの瑞々しい朝食をたっぷりいただいてから、ホテルを出てアルバンブラ宮殿へ。
ひんやりした朝の空気の心地良いヌエバ広場。アロンソ。
ゴメレス坂を上がります。
ちょっと強引に靴を磨かれたりしながら、アルハンブラ宮殿へ。
▶ Alhambra
しばらく庭園を歩く。
こんなに美しい場所で、植物の手入れをする人たちが、羨ましい。
いよいよ宮殿へ。
この壮大な宮殿に隈無く施された完璧な装飾。
限りなく端正に見えるそれに近づいて見た時の、思いがけない生々しさ。
月日を経た人の手の痕跡に、尋常で無い美しさと恐ろしさを感じます。
多くの血が流れ、王朝は滅亡し、こんなにも美しい建物だけが遺されたということ。
その建物は、前に訪れた10年前も、そして今日も、こんなにも美しいということ。
アルハンブラ・ビール。
砦を吹き抜ける風の強いこと。
ゴメレス坂をおりて街へ。
バルをはしご。1軒目。
容赦無い陽射しに、ガスパッチョが嬉しい。
2軒目。
あまりにも丁寧な美味しいタパスに、ワインがすすんでしまう。
14:00 サンディーアを買って、ホテルに戻る。シエスタ。
20:00 再び街へ。アルバイシンの丘を歩く。白い路地の人々。
入り込んではいけない何かを感じながら、サクロモンテの丘へ。
フラメンコを見ることにする。
▶ Venta el Gallo
深く秘められたものが花ひらく刹那、そんなステージでした。
それぞれの炎をもやす美しい踊り子。
真摯な音楽。
大変な愛想で客寄せしながら、終演後にはお客さんにお構いなく蛍光灯をともして現金を数えていたマダム。
そのすべてが、心にひたひたと染みわたる夜。
サクロモンテの丘をおりて、広場へ。
広場で夜風にふかれながら夜更けのワインを軽く一杯、と思ったら、たっぷりのおつまみが一緒についてきました。
路地での喧嘩の大騒ぎなど眺めながら、ホテルへ。